
[特 長]
■動物の噛み切りを防ぐため、ステンレス線や、強化繊維入りで、耐久性が高い。
■縄の張り方を変えることで、地形の起伏に応じて地面と隙間無く張れます。
■設置後でも必要な時、必要な場所に出入り口を設置できます。
面(エリア)での処理について
食害を防止する面での処理にはネットを利用しますが、鹿等の噛み切りによる破損が多く見られました。現在ではステンレス線混入の有結節ネットの開発により、破損は少なくなりました。林地・農地において、野生動物からの食害から守るための各種ネット(実用新案)をはじめ、金属フェンスや電気柵等も揃えております。

[特 長]
■通気性がよく、樹木が軟弱にならない。
■軽く、設置も簡単です。
■枝葉、幹も守れます。
■つる類が絡みません。
■強風でも倒れない。
単木での処理について
植栽した植栽木は必ず守る!という観点から開発されました。食害防止・皮剥ぎ防止(角砥)被害に応じた商品(くわんたい)もあります。

[特 長]
■耐久性に優れ長期間樹木をシカ害から守る。
■通気性に優れ病害虫の温床にならない。
■耐久性に優れ温度・湿度の変化に強い。
■二軸延伸製法により網目の引っ張り強度大。
鹿害とは
■樹皮喰い被害
樹皮喰いによる被害は、幼齢木から大経木にも見られ、春先(樹液が動き出す)頃から始まります。被害を受けやすい部位は、統計的に地際部から140cm(シカの口が届く高さ)位までが多いようです。
■角研ぎ(角擦り)被害
角研ぎは、雄シカが袋角の袋を落とす8月中旬頃から出始め、翌年の3月頃まで続きます。シカの交尾期にあたる9~11月が被害発生のピークとなります。被害部位は、地上30cm~120cmまでの間が多いようです。

[特 長]
■従来の垂直型ネット(ステンレス・ダイニーマ素材の強化)から方向性を変えネットの形状による効果に着眼し、 エフプロンやスカートのように斜めに長く延ばして設置し、自然なたわみによりシカの噛み切り防止を目指す。
■ネットが壊れる原因の1つでもある瓦礫の通過も考慮し網目を選択する。
■必要資材をシンプルに軽量化し、資材費・施工費・運搬費の削減を図る。
新たな獣害防護柵について
木材材価の低迷、育林コストの上昇など森林・林業を取り巻く環境は厳しい状態が続いています。一方、シカを中心に野生動物の急激な増加により、野生動物による森林被害は増え続け深刻な事態となっています。 造林地では忌避剤・単木防護ネット・垂直型ネットなどによる色々な獣害対策が講じられてきました。しかし費用対効果の側面から考えると一長一短ある事は否めません。現地の状況や育林コストを踏まえ、更なるイノベーションが急務と思われます。そこで、大面積に被害を及ぼすニホンシジカ等の獣害防除を第一の課題として動物の行動・特性等を考慮し、より低コストで効果の得られる獣害防護柵(ネット)を検討しました。